二度目の「密林少年」読破。ラストの両親を殺した元兵士との再会シーンが…

以前にも一度読んだことがあったのですが、実家に行ったときにふと再発見して無性に読みたくなりまた読んでしまった「密林少年」(深谷陽・集英社)。「密林少年」はカンボジア内戦からベトナム戦争のさなか、懸命に生き抜いたカンボジア人「アキ・ラー」さんの半生を描いたノンフィクション漫画です。

アキラさんはポル・ポト派に両親を殺され、幼い頃から兵士として育て上げられました。その後ベトナム軍の捕虜となり、ベトナム軍の兵士となり、今度はポル・ポト派と戦うなど、壮絶な人生です。

もちろん知識としてベトナム戦争は知っていましたが、驚いたのはアキラさんが1973年生まれ(はっきりとは分からないらしい)ということです。僕が1979年生まれ… そう、さほど変わらない同世代の出来事なのです。

ベトナム戦争ってなんだか遠い昔の出来事のように学んだような気がしますが、つい最近の出来事だったんですね。同じ時期に僕は平和な日本で暮らし、公園で遊び、お菓子を食べて、テレビを見て過ごしていたのです。

アキラさんは現在、カンボジアで地雷博物館を運営し、地雷除去活動を行っています。一度は行かなくてはいけないところです。

アキ・ラー地雷博物館 (Aki Ra Land Mine Museum)

物語の最後はとても衝撃的なシーンがあり、戦後両親を殺した元兵士と出会います。そのときにアキラさんと両親を殺した元兵士の会話。

「ああ… そうか… この人も…」

これは平和に暮らしてきた我々日本人では完璧には理解できない心情だと思いますが、ともかくすごいシーンでした。ぜひ多くの方に読んでいただきたいです。


密林少年 1 (ヤングジャンプコミックス)

カンボジア行くか。


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