フィットGD1のジャダー?ノッキング?DIY修理したよ!

僕の元愛車である旧型フィットGD1、10万キロ超えた辺りから、ジャダー?ノッキング?っていうのか、よく分からなかったのですが、ともかくアクセルを踏むとガタガタするようになりました。

ヤフー知恵袋にもよく相談があるこれです。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1319450903

フィットに乗っていますがアクセルを踏むとガタガタガタという音とともに振動があり加速していくうちに消えます。
これはどの部分が壊れているのでしょうか?
走行距離:3万キロ
購入より:4年半
オートマ車ですがマニュアル車でエンストする直前のような感覚?車の構造に詳しくないので説明不足かもしれませんが、ギアがからんでいるのか・・・
どんな箇所の故障が考えられますか?費用はどのくらいかかるでしょうか?

車の不調というのは運転者にとってはとても不安なものです。まぁなんとか走れたので、放っといていましたがその間、いろいろとプロに相談はしていました。

1.オートバックスさん

僕は知恵袋の方と一緒で、感覚的にはギアに問題があると思い、オートバックスへ「オートマオイル変えたら直りますかね?」と相談した所…

「それはジャダーというフィットGD1特有の現象でオートマオイル変えても直りません」

と言われました。そこで初めてジャダーという言葉を知りました。結構有名らしいです。でもこれは発進時にガタガタいう現象で、それも確かにありますがさほど気になっていません。ちなみにオートバックスさん、結果的に診断は違っていたのですが、ただただオートマオイルを変えなくて良かったです。変えても直りませんよ、と帰してくれたのは良心的な対応だったと思います。

2.知り合いの元車屋でお勤めされていたNさん

その後、ガタガタしつつも走れたので、そのままやり過ごしていたのですが、ある日遂にエンストのような状態になってしまいました。アクセルを踏んでもエンジンが反応せず、車が停まってしまったのです。

その際「エンジン警告灯」が点灯しました。これはマズイなと思いましたが、再度エンジンをかけ直したら走行でき、目的地まで行くことができました。しかし不安だったので、元車屋でお勤めされていたNさんに相談しました。この方は整備士とかではないです。でも車屋に長年勤めていらっしゃったのでGD1の情報などを聞くことができました。

ともかく「GD1はそういうことが多い」「もう寿命やに」と。

3.いつもお世話になっている車屋Kモーターさん

保険などいつもお世話になっているKモーターさんに相談した際「車を見せて下さい」ということで、世間話がてら車を持っていきました。診断としては…

「ギアが寿命のようで、ギアを取り替えないと駄目です。それは2~30万かかりますので買い替えたほうがいいですね。」

ギアが寿命となると、これはもう駄目だと思い、それ以降GD1を駐車場に置きっぱなしにし、もう一台車があったのでそれを乗るようにしました。そしてこのフィットをいかに高く売るかを考えていました。

4.ホンダディーラー

そんなある日、父親がたまたまそのGD1をホンダのディーラーに持っていったのです。そしたら…

「イグニッションコイルあたりの点火不良かと思われます」

と言われたそうです。それを聞いて僕は「また修理代稼ごうと、適当なこと言ってるんだろーな」という印象でした。でも念のためググってみたのです。

「フィット アクセル踏むと ガタガタ」
「イグニッションコイル」
などなど…

そしたら冒頭のヤフー知恵袋のように僕のGD1と同様の現象に悩まされている方がたくさんいらっしゃったのです。そしてその解決方法は「イグニッションコイル&スパークプラグ」が濃厚。まじか!!

急いで交換方法や値段を調べました。交換部分は8ヶ所あるのですが、全部変えても¥15000くらい。しかもDIYで交換する解説ページも発見しました。ノーモアキャピタリズム魂が燃えてきました。やるしかない!お待たせしました交換解説に入ります!

フィットGD1のイグニッションコイルとスパークプラグ交換方法解説

フィットGD1のイグニッションコイルとスパークプラグの交換方法はとっても簡単です。ただし、道具をキチンと揃えましょう。ここが一番重要です。その前にまずは何を買えばいいのか。僕が購入したのは楽天で最安のこちら。

これがイグニッションコイルとスパークプラグのセットでオススメです。それでは早速交換してみましょう。

まずはイグニッションコイルを外す

まずはボンネットを開けて、エンジンカバーを外します。そうするとすぐにフロントの4本のイグニッションコイルが顔を出します。

一番左はすでにイグニッションコイルを外した状態です。ここまでは10mmのソケットレンチがあれば簡単にいけます。

超固い!!!スパークプラグを外す

問題はここからです。スパークプラグとやらは、イグニッションコイルを外した中にネジ式で埋め込まれています。しかも形状はこんな感じ。

どんな工具を使って外すねん!という形状です。普通のトルクレンチでは無理です。

調べてみた所、都合のいい専用工具があるのね!!


T型プラグレンチ ユニバーサルタイプ 16mm

今回のDIYにとって何よりも重要な工具です。これがないと話になりません。こんな感じでハメ込んで、回します。

このプラグレンチ、超スグレモノでスパークプラグをぴったりハメ込んで穴から持ち上げて来てくれるんです!これには感動!改めて言いますがこれ絶対必要です。

しかし難題が一つありました。スパークプラグによっては固着してこのプラグレンチだけでは全く外せない物もありました。こんな場合、車を少し走らせてエンジンを温めると取りやすくなるということで、それで取れたものもありましたが、それをやってもどうにもならないスパークプラグさんもありました。

そんなときはこの方法です!

こんなトルクレンチの延長バーを使って…

こう!ジャキーン!

これで力が入りやすくなり、比較的簡単にスパークプラグを外すことができました。あとは新品に入れ替えるだけです。

リア部分は隙間との戦い

GD1のエンジンは8気筒でフロント部分とリア部分に分けられます。フロント部分は前方にむき出しですので簡単な交換なのですが、リア部分はめたくた狭い部分に手を突っ込んで行う作業です。

これ人によっては諦めたほうがいいかもしれません。フロントだけ交換して走ってみたのですが、フロントだけでもほとんどガタガタの症状はなくなりました。なので、面倒くさい方はフロントだけの4本の交換で良いかもです。4本セットもありますし。

8本最後まで替えきる方には、この作業にはこのアイテムが必須です!

これでトルクレンチの長さを調整することができます。それでも取り外しは難しいです。でも頑張ればできます。工賃2、3万を節約するためです!頑張れ!

というわけで僕がこの作業で使った全工具の写真です。

大変な作業もありますが、たったこれだけの工具を揃えるだけで、数万円の工賃を節約することが出来るんです。これぞノーモアキャピタリズム生活の基礎です。

前にも書きましたが、車ビジネスって基本的に恐怖商法なんです。
http://matsuiakinori.com/bg/1137

プロに「この車もう寿命ですよ」と言われたら、その車を売って新しい車を買ってしまうものです。

プロに「イグニッションコイルを自分で替えるなんて、故障の原因になるかもしれません」なんて言われるかもしれません。そしたらほとんどの人は高い工賃払ってプロにお願いしちゃうものです。

でも一旦立ち止まって考えてみましょう。自戒も込めて。今はインターネットがあります。必要な情報は簡単に探せるのです。そして冒頭に書いた通り、プロも診断を見誤ることもあるのです。(でも上記の方々が間違っていたわけではないですよ!)

もっと言えば、日本で廃車になった車が海外であと10年は乗られるなんて話聞いたことありませんか?僕たちはいろんなモノをまだまだ寿命が残ったまま捨てて、新しいものを買い続けているのです。ただただちょっとの故障に怯えて。

その結果、資本主義の沼にどっぷり浸からされるのです。こんな記事が、その沼から脱出して自由になりたい方の手助けになれれば幸いです。

さぁGD1あと10年乗ったるぞ!


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