売上が好調だと「献身性を当然のサービスと受け取っちゃう人」とか悪いものも引きつけちゃう件

ちょっとスピリチュアルなお話なんですが、最近売上がすごく好調なんです。ここ数年微妙に赤字を保っているような状況でしたが、その数年分の赤字分を全部取り返して余っちゃうような好調ぶりです。どうしたもんか… 嬉しいんですけど、あまり働きたくないので複雑な気持ちです。

そういう状況って時折やって来るもんなんですが、売上が上がるということは依頼者(顧客)とたくさん出会うということです。そうなると出会いたくない人にも出会っちゃうんですよね。引きつけまくっちゃうようです。

昔なら「チャンス!今のうちに売上ガンガン上げろ!」という心理になって、やりたくない案件もどんどんこなしちゃうのですが、今はそういうことは絶対にしないです。やりたくない案件をやるとパフォーマンスを下げちゃいますから。楽しくないし、幸せじゃない。

一つ出会いたくない人の例として「献身性を当然のサービスと受け取っちゃう人」です。これ日本人に結構多いんです。

具体的に言いますと。納期が12/10だったのですが、商品が完成したら「11/30までにお送り頂けますか?」と言われました。ただ僕は11/29まで海外出張だったので「11/29の帰国後すぐに準備して発送しますね」とできる限りご要望にお答えしようと頑張ったわけです。

帰国後家にも帰らずすぐ事務所に行って、商品をチェックして郵便で送ったのですが、通常だいたい翌日に届きます。郵便局の公式サイトにもそう書いてあります。しかし何かトラブルがあったのか、到着は12/2になってしまいました。

何か災害・事故・ミス的なものがあったのか、最近は他社の値上げで郵便に荷物が集まりすぎているとか言われまして、そんな影響かは分かりませんが、結果的にそうなってしまったようです。それを知った僕は管轄外のことですが一応、郵便局の人に代わって挨拶的に「11/30間に合わなかったようですいません」と謝りました。

するとその人は

「11/30に届くようにしろと言ったじゃろうがい!ボケぇ!」

とは言っていませんが、そんなメールを送ってきました。他にも意味の分からないことたくさん書いてありましたが、長文すぎて全部は読みませんでした。

僕が逆の立場ならまずはお礼ですね。「こちらの都合で急に11/30までにとお願いしてしまい、申し訳ありません。11/30までに届くように努力してくださってありがとうございます」と。当然です、礼節を重んじる我々日本人なら。正直、そう返ってくると思って挨拶的にですが謝りましたよ。しかも本当の納期には全然余裕で間に合っていますしね。まじか!な人です。

日本はサービス、おもてなし精神が強いからか、お金を支払う人が偉いと思っちゃう人が21世紀になっても、まだまだ多いです。違います、支払い者と提供者は常に対等です。だから「対価」というんです。お金を払った人が偉いと考えている人は、すき家の店員さんに偉そうにしちゃったりするバカです。提供者の献身的なサービスを当たり前のことと思ってしまうおバカな皆さん、すき家とマックの店員さんには最大級の敬意を払いましょう。

こういう仕事は1ミリもしたくないんですよぉ、でも付き合ってみないと分からないのが人間の本質でして… 難しいものです。

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