昭和のバカ親父のヒューマンドラマ「あぜ道のダンディ」を鑑賞しました。

僕はテレビでやっている映画で気になるものを見つけたらちょいちょい予約して時間のあるときに観ています。先日は深夜に放送されていた映画「あぜ道のダンディ」を鑑賞しました。

これがですね、結構秀逸な作品だったので、ご紹介させて頂きます。

途中まで星1か2確定してたのに、
あれ??なんだこの映画??
この映画変だぞ?
かなり変だ。
なんか、よくわからない暖かさがある。
確実に枠にはまらない映画。
日本でしか撮れないような
日本でしか通用しないような
なんだろうこの感じ。
後半のダンスが一番いい味だしてるのは…なんなのだろう。
二度見ようとは思いませんが、
でもなんだか愛おしくなるような…ならないような。。
ずっと後方を走り続ける宮田。
なんだかすごくいいです。
いい映画ですこれ。

Yahoo!映画にこんなレビューがあったのですが、まさに僕の感想と一致していて、このレビュー書いた方と友達になりたいくらい。

最初はもう、日本映画の典型的なつまらない雰囲気を醸し出してきたのですが、なんかイライラしながらもギリギリのところで観る者を惹きつけるなにかがありました。

光石研演じる宮田淳一は妻をなくした、二児の父。もう不器用で見栄っ張りで、昭和のバカ親父って言う感じです。子供は大学に入る年で、こんな父親とは当然仲良くできず、口も聞かないような親子関係。でもそんな親子でも、やっぱり親子。互いに不器用ながらも…  最後は大きな感動を与えてくれました。

少しネタバレになってしまいますが、後半でレンタカーをぶつけてしまうシーンなんかは、それまでのリズムを崩されたようで面白かったです。

実は先日第二子が生まれ、僕も二児の父になりました。今は小さくて甘えてくる可愛い子どもたちも、いつか自分と距離をとる時期が来ると思います。少し切ないことですが、そうやって人は成長していくんでしょうね。

全国の不器用な父親たちに見てもらいたい映画です。

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