もうお金に苦しみたくないし、その為にはお金を喜びの対象にもしちゃダメなんです。

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先日ホセ・ムヒカさんが来日されて彼の考え方を多くの日本人が知ることができました。実は僕も詳しく知ったのは先日のテレビ放送からです。行き過ぎた資本主義への警鈴は今の僕にすごく染みる言葉で、すごく考えさせられました。

僕は2015年にサイコーウェディンググループの代表を降りました。サイコーウェディングは僕が個人事業主の頃からおよそ8年ほど育ててきた我が子のような事業です。今では東海地域を超えて関東、関西方面まで営業地域を広げ、海外ウェディング事業まで行っています。

なんでやめたか。 理由はいろいろ複雑で複合的であったのですが、一番シンプルに言えば疲れたからです。従業員の給料を払い続けるプレッシャー、各支店の売上の心配、日々起きるトラブル…

心身が疲弊していました。第一目標は上場だったのですが、それに向かってのメンタル、行動は本当に疲れますし、生活のほとんどの時間を仕事のために費やす必要がありました。もちろん喜びも大きなものでしたが、小さな子供ができた僕には、その喜びさえも捨てたくなったのです。

今後はATAATA HOUSE事業を柱に動いていくことになりますが、今までと違いもっとフランクにできる仕事なので、最近では三歳の息子を連れて仕事をしたりすることもあります。

息子と一緒にいながら仕事ができるって最高の幸せなんですよね。もうすぐレンタルファームも開始する予定なので草抜きを手伝ってもらおうと思っています。

最近思うんです。仕事ってこんな風に気楽にやっていいじゃん、と。なんで売上を上げ続けないといけないのか。なんで休みの日までプレッシャーに苛まれて生きなきゃいけないのか。なんで競争するのか。

もうお金に苦しみたくないし、その為にはお金を喜びの対象にもしちゃダメなんです。そこに大した価値はないから。ホントは生きるためにお金なんて要らないんですよね。なんで僕らは最低でも20万とか30万ないと生活できないなんて思い込んじゃったんだろうか。

人生は短いです。今の家族と時間を過ごせるのは今だけなんです。そのとき、そのとき。楽しいことだけをやり続けるべきなんです。本当の価値に気づくべきなんです。

そんな歌があるんですよ、っていうお話。

「彼らが手にしている富は買えるんだ。僕らは数えないし、失くすこともない。」

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