僕、セルジオ越後さんあんまり好きじゃないんですが、昨日のリオ五輪対ブラジル親善試合に対しての記事はもう激しく同意ですね。
2失点で終わったのは、日本に多少の運があったからだし、ブラジルが本気を出していなかったからだ。日本の良いところを探そうとしたけど、何ひとつないよ。
選手たちのコメントのなかに、「後半のほうが良かった」という声もあった。ただ、後半のことなんかどうでもいいんだ。ブラジルは前半がベストメンバーで、後半はチームが別ものだったのだから。
それから気になったのは、「良い経験だった」と語っていた日本の選手がいたこと。これは年齢を問わずだけど、日本人は引退するまで同じようなことを言うんだろうね。
これを言っておけばなんとかなる、とでも思っているのかな。「良い経験だった」は、言い換えれば、「ドンマイ、ドンマイ」という意味でしょ。良い経験って、完敗したことが良い経験なの? 大会直前の試合で言うこと?
なんていうのかな。なぜか今の五輪代表には夢を持てないというか、共感度が低いんです。選手の知名度もあると思うんですが、なんというかアツさを言動やプレーから感じないんでしょうね。
惨敗しましたがブラジルワールドカップは、メチャクチャ共感しましたよ。長友と一緒に泣いた人多いんじゃないですかね?
プロスポーツ選手って「共感度」ってすごく大事だと思うんです。悪い言い方するとスポーツなんて試合して勝った負けたしても具体的な何かを生み出さない、生産性がゼロのビジネスなんですよ。だから唯一プロスポーツ選手に出来ることって、観る者に共感をさせることなんですよね。
今の五輪代表にはないなぁ。地元菰野町出身の浅野拓磨選手くらいかなぁ。
でも日本は本番前に不甲斐ないほうが本番にいい結果を残すというジンクスもありますし、そこに期待しましょうかねぇ。
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