音楽ビジネスの方程式が見えてきたので参入しようかな

今、沖縄に10日間ほど滞在しています。ニューヨークのジャズギタリスト、ジーン・シモサトのジャパンツアーのためです。

ジーン・シモサト公式サイト
http://gene-ess.com/

はい、こんな仕事もしているんです。でも要領は企業さんの売上をどうやって伸ばすか、を考えるのと同じです。音楽だろうがなんだろうがビジネスにのせるなら基本は同じです。

このジャパンツアー、正直最初は動員にとても苦しみましたが、この沖縄公演は連日満員御礼となりました。音楽業界やイベント事業に関わっている方なら「そんなことありえない」と思われるかもしれませんが、そんなことが起きたんです。

僕自身もミュージシャンをやっていましたが、動員は本当に苦しむものですし、ミュージシャンとしてはそこがキモです。ここがままならないと、業界でささやかれるビジネステクニックなど机上の空論になるわけです。

自分がミュージシャンやっていた頃は視野も狭くその方程式が分からなかったのですが、今はその方程式がある程度見えてきました。いろんなパターンがあるので一言じゃ言えないのですが、もっとも大切な第一歩は…

ライブは音楽を売る場所ではない

これを理解することです。ミュージシャンはどうしても「いい音楽を作ればお客さんは来てくれる」なんて、夢物語を見てしまいがちですが、これはそもそもロジックがおかしいのです。

だって「いい音楽を買う」という行動はおおむね「CDを買う」ということです。「いい音楽を買いにライブに行こう」とはそう簡単になりません。じゃあライブに行く動機ってなんだろう?と僕はそこにフォーカスして考えました。

答えは「会いたくなる」「体験したくなる」コンテンツであることです。これがとても重要です。じゃあ、「会いたくなるコンテンツ」「体験したくなるコンテンツ」ってどういうものか?となりますが、ここからがケース・バイ・ケースでそのアイデアを見つけていくのは容易ではありません。

特にミュージシャンはプロであってもビジネス的な視野は狭いものです。ミュージシャン自身でそれを見出していくのはほぼ不可能でしょう。

そんなわけでアーティストマネージメント事業も本格的に始めようかなと思っています。プロでもアマでも「売れる要素」があれば、どのようアーティストでも検討させて頂きます。ジャンルもジーン・シモサトはジャズですが、ポップスでもロックでもなんでもOKです。

問い合わせはお気軽に。

http://matsuiakinori.com/contact

なお、ジーン・シモサトのCDはAmazonで買えます。

Bitly

でもこれを書いている現在は在庫切れが多いです。新譜の「Absurdist Theater」まで…

沖縄でもCD馬鹿売れしちゃって、最後の日には売るCDがなかったんですよね… 商機を逃しました…

コメント

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