シバトーーク!「10年後の結婚式」

※シバトーーク!はFlashmob JAPAN代表の柴田康宏さんとプライベートで話していることをオープンにしちゃう企画です。


松井『柴田さんはフラッシュモブ事業で結婚式に関わっていらっしゃいますが、これからの結婚式はどうなっていくと想像していますか?』

柴田『こんにちは。無類のラーメン好き柴田です。状況としては少子化で結婚される方の減少、さらに社会福祉費増大、消費増税での所得減少でかなり結婚される方は少ないと思います。』

松井『確かに減るには減るでしょうね。でも僕はそれが必ずしも金銭的な理由が直接的要因ではないと思うんです。結婚式に重要性を感じないというか。新しい世代になればなるほど、頭が良くなるというと語弊があるのですが、しがらみや文化に志向が左右されなくなると思います。そのときに「結婚式?しなくてもいいんじゃないの?」という価値観が色濃くなると思うからです。』

柴田『私は結婚式の重要性もありますが意味(内容)が変わると思います。いわゆるウェディングパーティ(ウェディングドレスを着てもてはやされる会)だけでいい。人前式や挙式に意味を見出さなくなると思いますね。』

松井『全く同感です。写真だけ撮影して終わりのフォトウェディングの人が現場でも多いことを業界の人は「金銭的に挙式ができないんだ」と思っています。それは大きな間違いですね。「別にやりたくない」がリアルなところだと思います。』

柴田『あと、招待されるゲストの「ご祝儀制」がなくなると思いますね。お金ないので。5,000円程度の「会費制」になると思います。そうなると結婚式場では結婚式ができなくなり、半分くらい潰れるじゃないですかね。「結婚式は結婚式やホテルや一流レストランでするもの」という常識が完全に崩壊すると思いますね。』

松井『僕はそうは思わないですね。若い世代はお金は持てなくなりますが、数万円を払えないということはないと思います。あとお金に対してどんどん執着がなくなるので、極端な話全財産の三万円を祝儀に使っても、まあいいか、というマインドになるんじゃないかと。

でも「ホテルや一流レストランで」というのは崩壊しますね。それは僕達世代がさせなくてはいけないことなんですよね。』

柴田『女性に関してはご祝儀以外にヘアメイクなど結婚式出席はお金がかかるようでご祝儀は嫌われていますよ。友達が多い女性は大変です。』

松井『嫌な人は嫌でしょうね。でも自分が結婚するときはそれに助けられるのでそこはどちらでもいいんじゃないですかね。僕は今、次世代の「挙式がない結婚式サービス」作りに取り組んでいます。柴田さんは未来の結婚式に具体的なイメージを持っていますか?』

柴田『低価格化と気軽さが進んでファミレス結婚式が流行ると思いますね。人口が減ってガラガラの店内をリフォームして20名くらいの個室と衣装室作ります。』

松井『流行りはしなさそうですが、香港ではマクドナルドウェディングっていうのがあるそうですよ♪』

柴田『なんと新郎のファーストバイト(最初のアルバイト)はマクドナルドでした。でいうギャグが言えそうですね。あとカラオケボックスですね。1円卓=1室でやります。高砂の様子はネットワークカメラで他の部屋に配信。余興はもちろんカラオケです。』

松井『ファーストアルバイト!(笑)カラオケは全然イメージ湧きませんが、ネットワークカメラという視点は以前から僕も何か可能性があるんじゃないかと考えていました。要は「集まらない」ということですね。最近はSNSのおかげで海外の友人も皆さん増えていると思いますし、集まらず行える何かは考えていくべきだと思います。』

柴田『それならフォトウェディングを中継したらいいんじゃないですかね。私は集まる必要あると思います。もてなせないですから。』

松井『中継だけだと少し寂しいじゃないですか。なにかしらセレモニーの要素が必要だと思うんですよね。』

柴田『セレモニーだけして、帰ってもらってから中継するほうがさみしい気がします。』

松井『いえいえ、web上でできる何か新しいセレモニーをやるんですよ。難しいですけどね。

話は変わりますが、僕が「10年後の結婚式」にとって重要なのはプランナーというか業界側の意識だと思っています。挙式を大切に考えるのは素晴らしいことで、それはそれでいいのですが、そうでない需要の受け皿を用意することを誰もしていないんです。それは業界の思い上がりや怠慢だと思っています。』

柴田『プランナーは若い時に遊んでないとだめですね。』

松井『遊んでないと頭が固いということですか?』

早舩真綺さん『面白い。 ご祝儀はなくなるかなぁ、、 そもそもそれを強要する事がおかしいと思う。 アメリカンスタイルに!』

松井『アメリカンスタイルはどんな形ですか??』

早舩真綺さん『ご祝儀ないので、、カップルがメインで支払います!あとはベストマンやブライズメイドがサポートします。みんな気持ちを二人にわたしので、プレゼントは物だったり、現金だったりバラバラです。お料理は基本 バイキング形式ですよ。でも場所は色々 ビーチだったりホテルだったりレストランだったり、、そもそも結婚式場がないw』

松井『すごい、リアルなアメリカ!式場がないっていうのがいいですね。そうそう、よく考えると式場って別に要らないんですよね。』

柴田『日本は狭い(人口密度が高い)ので結婚式場は必要でしたが、先の説明のとおりでなくなると思います。若い時の遊んでいないと面白いことができないような気がしますね。話し戻りますが、カラオケボックスの場合は新郎新婦はボックスラウンドするんですよ。』

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