商品の価格を決めるとき時給換算して決める割には、時間とお金を同等に扱う人はなかなかいません。ちなみに僕は給料10万円なのでお金持ちではありませんが、超時間持ちです。
みんなお金持ちには憧れるみたいなんですが、時間持ちには憧れないんですよね。何ででしょう?拝金主義というやつですね。
で、起業において、お金と時間を同等に大切に扱うことができない人は失敗の可能性が大です。
僕も以前は時間を軽視していました。売り上げはどんどん上がるものの、時間を奪われるという状態です。
その状態で時間を作ろうとすると人を雇って任せるわけですが、その人を育てる時間をまた浪費して、ストレスも抱え、コストも垂れ流します。挙げ句の果てには一人前に育ったら、その人は退職します。多くの企業はこうやって疲弊します。
では時間持ちになるために、どのようなビジネスモデルを組み立てるべきか、これはここ数年僕が取り組んできて、ようやく実を結んできたことなので、あんまり書きたくないんですが、ざっくり言えば「収益のオートマティック化」です。
時給換算でビジネスを組み立てると「自分が動く」ことが売上になります。しかし、売上の源はそれでしょうか?違いますよね。売上の源は「結果」です。結果の対価が売上なのです。
例えば不動産業をイメージしてみましょう。自分が動くことが対価ではありませんよね。その土地や建物が対価です。自分は動く必要がありません。
楽天市場もどうでしょう?出店料を支払って楽天にお店を構えるわけですが、楽天側は誰かがせっせと動いているわけではありません。作ったコミュニティの場所を提供しているだけです。
あ、ちなみに僕は不動産業も楽天出店も全くおすすめはしていません(笑)むしろ… いいえ、その逆です。
時間持ちになるためには、そのビジネスモデルのイメージが大切だということです。ともかく起業をお考えの方はお金の計算ばかりせず、時間の計算もしっかり!というお話しでした。
こんな本あったんだー
「松井流こうすれば起業に失敗しない方法」シリーズはこちら
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