LINEは数日後に返す…もっとルーズになって、それが許される人間になりたい

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僕は自分で言うのもなんですが、はっきり言って真面目で、時間に正確な人間で、ミスが非常に少なく、いい仕事を継続的にし続けられる人間だと思います。あくまで自己分析ですよ…

でもこれって非常に日本人的性格で、だからいつの間にか精神的に擦り減らしちゃってるんですよね。結婚式の仕事なんて特にそれが求められまして、これはサイコーウェディングをやめた一因でもありました。

今はLINEがありますから、お客さんからの連絡は24時間です。特に結婚式の準備は仕事終わってからですから夜中に来ることが多いです。これはスタッフにも相当な精神的肉体的負担が掛かるということで、18時以降に来た連絡は翌朝返しましょう、というようなことまで全体会議で伝えていたこともありました。

しかし、そもそも論として例えば17時に来たLINEを翌日返すことに、なぜ日本人はそこまでためらうのかっていうことが問題です。会議で「翌日返せ」と伝えても心理としては「早く返さないと…」と精神的切迫感は100%は拭えない人間も少なくないのです。

「仕事だからそんなの当たり前だ」っていう大企業の課長さんあたりが言いそうな意見が聞こえてきそうですが、こういう仕事の仕方では体に悪いです。しかしこういう環境や文化から抜け出すことは日本企業としては非常に難しいことです。特に会社が大きくなれば、です。

僕は海外が好きでよく行きますが、もっとルーズですよね。海外の人は待ち合わせに10分遅れて来ても遅れたような顔してないですし、罪悪感なんて皆無です。逆の立場でもそれを咎めることなんてしません。

日本で同じ状況なら「あと5分で着きます!遅れて申し訳ございません!」なんてLINEいれてますよね。世界から見たら笑われちゃうことかもしれません。

僕は少しずつそういう状況から抜けだそうと思っています。とは言ってもわざと時間に遅れたりするわけではなく、5分程度のことに変に精神を擦り減らしたりしないようにしたいんです。家にそういうのを持ち帰りたくないですし。

あとはそういう人間だって思われると意外と許されるっていう側面もあります。パラオの友人が待ち時間に遅れたりメール返してこなかったりしても、大して腹立てないですよね。そういう感じです。

僕一人なら、いずれそういう環境を作ることができると思いますが、会社は難しいですよね。日本の社会がもっと寛容になればいいんですけどね。

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