利益は価値にしかついて来ない

ビジネスにおいてよくあることなのですが、規模はそのまま、やっていることは同じまま、でも利益を大きくしたい、というケースです。その場合、多くの人がとる行動は「値上げ」です。

やっていることはそのままで、利益が上がるって、なんて魅力的なのでしょう、ということで、ある程度ビジネスが安定してきた人はやりがちですね。

しかし値上げは利益増に繋がりません。もちろん短期的、一時的に少し伸びるかもしれませんが、基本的には単価が上がっても数が減り、利益は変わらないかバランスが崩れ利益減となります。要はそんな都合よく社会は作られていません。

利益とは何の対価なのかをしっかり見ることが大切です。利益は価値の対価です。価値の質か量を増やす以外に利益は上がらないということです。

そして、そもそも自分が提供するサービスや商品の料金に対して理念はあるのでしょうか?と疑ってしまいます。例えば僕が敬愛するすき家さんはあのクオリティの商品をあの価格で提供しています。それはなぜかって「世界から飢餓と貧困を撲滅する」という理念があるからでしょう。

その理念の元、価格設定をし、販売数を想定し、戦略を立てていることでしょう。もちろん競合との価格競争もあるでしょうが、それは後の話であって、この理念がなければ、高価格帯の飲食店をひとつ経営していたり、そもそも価格競争をしない立ち位置にいたはずです。

ともあれ新しい価値を生み出そうともせず、利益を上げようなんてそんな都合のいい話はないのです。


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