Yan!Yam!に転載したこともあって昨日の記事をたくさんの方に読んで頂いたようでありがとうございます。ノーモアキャピタリズムについてもう少し書いてみます。
まず大前提として資本主義は結構良いシステムだと思うんです。競争は人々を豊かにしました。共産主義が失敗したように、競争がないとなかなか人類は発展しないわけです。
でもその競争にみんながみんなバカのひとつ覚えのように参加する必要はないと思うのです。孫正義さんのようにというと例が極端ですが、競争を楽しめる人、負けても立ち上がれる人は是非その競争を続けてもらい、その競争に参加できない人は別の価値観で生きればいいと思いませんか?
資本主義の競争に敗れた人は国のセーフティネットに守られます。が、それってあくまで資本主義のセーフティネットなんです。傷が癒えて、立ち上がったらまた、競争に放り込まれます。
そうして経済は膨らんできました。が、人は消耗してきました。その消耗を癒やすためにまた消費を重ね、他の誰かが消耗したりもします。
ご飯もホントは三食要らないなんて話もありますよね。でも三食をスタンダードにすることによって消費はそれだけで1.5倍になるんです。食後はデザート?食後のデザートは別腹?こうして僕らは胃袋も心も太らされ、消費をどんどん過剰にしていきました。
どっかで止めないといけませんね。
今世界は変われるいいタイミングに来ているような気がするんです。インターネットの登場で働き方は多様化し、価値観も多様化しました。一人一人が選択できる情報はもう充分にあるんです。あとは選択できる環境です。
僕はセーフティネット事業をやりたいわけじゃないんです。競争に参加することはただの選択肢である社会を創りたいんです。
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