僕はすき家の大ファンなんですけど(まぜのっけごはんサイコー!)、ネガティブなニュースがホント多くて、それを真に受けた人がブラック企業だのどうのこうの言いますよね。あれすごく嫌いなんですよ。
100人幸せにしても1人不幸せにしたら意味がない、なんていうエセヒューマニズム全開の人はもう読んで頂かなくて結構なのですが、すき家がこの世界に提供した絶大なプラスを全く見ようとしていないんです。
表題のとおり、「安さとは幸福」なんです。ほとんどの経営者は自社の利益のためにどうやって売値を上げようかと考えるものです。これは否定されるものではなく、普通のことなのですが、社会全体の利益を優先する経営者はどうやったら安く提供できるかを考えています。
産業革命以後、人々は圧倒的に豊かになりました。それはお金をたくさん持ったからという考えもありますが、お金をたくさん持つということは相対的にモノが安くなるということです。
我々は様々なモノが安くなることで、豊かさ、幸福を手に入れてきたのです。
ここをしっかり認知していない経営者は売値を高くし、利益を上げて従業員にたくさんの給料を払いたいと考える人が多いです。でもこれは違っていて、多くの会社が売値を高くしたら、結局給料を上げても意味がなく豊かにはならないのです。自分だけ良ければ的な人はそれでいいんですけど。
いろんな視点や方向性で考え方は変わりますが、基本的には「売値を安くして売上を上げる」が世界を豊かにし、人々を幸福にしていくのです。
あとシビアな話ですが100人幸せにしようとしたら1人くらい不幸せになるものです。それが社会の仕組みですから。その1人を思うならば、別のケアをしてあげましょうよ。
サイコーウェディングは「結婚式を安売りするなんてダメ」とか「業界の標準価格を下げる」とかいろんなこと言われましたけど、徹底して安く良質なサービスを創造し提供してきました。
今始めたばかりのATAATA HOUSEもそうです。もうコストで苦しむビジネスはやめて、コストレスビジネスで人生を豊かにしてもらいたいのです。
あ、ほんでもってすき家さんは100人どころじゃないのですよ。桁違い。
関連記事こちらです。
「数に対してのリスペクトって低くないですか?」
http://matsuiakinori.com/bg/56
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