僕は友だちが少ないこともあって、SNSの「いいね!」の数はいつも少ないです。また、いいねを押してもらいやすいような、和やか投稿が少ないのも一因です。
成果報酬サイト制作のクライアント様の中にはいいねの数をとても気にする方がいらっしゃいます。それはビジネスの合理的な分析からではなく、心理的、感情的な理由からのようです。
結論から言えば…
いいね!は多い方がいいが、売上UPの観点からは大した意味なし
です。事業の内容やケース・バイ・ケースで一言では言えませんが、いいねの数は基本的に気にする必要がありません。いいねの数が多くて、心理的に気持ちよくなることは売上UPには繋がらないのです。
理由はこれ。
ブログは資産、SNSは非資産だから
僕はよくこう言います。「SNSもいいですが、ブログは資産になりますからブログを中心に考えて下さい」と。これはあくまで文字資産という考え方です。
例えばSNSで情報発信をどれだけ頑張っても、タイムラインですから明日になればその情報はどっかに行ってしまうのです。検索に引っかかる可能性はゼロではありませんが、かなり可能性は薄い話です。
一方でブログは一記事を書いて、その記事が一日にたとえ一人しか読まれなくても、一年経てば365名が見たことになります。SNSでのリーチは一般の方で300名以下じゃないでしょうか。
しかもその300はタイムラインで流れてきて表示がされただけの300、ブログに辿り着く365は能動的に探して辿り着く365です。どちらがコンバージョンに結び付きやすいかは明白ですよね。
いいね!の気持ちよさを断ち切りSNSを合理的に使う
たしかに、いいねの数が多いと気持ちが良くなり「明日も投稿しよう」というモチベーションが高まります。そして、たくさん見てくれている気もします。しかし、その投稿はどのくらい売上に繋がったかを思い返して合理的に分析してみましょう。きっとゼロに限りなく近い数字の方が多いと思います。
かと言って、ブログがガンガン売上に繋がるかと言えばノーです。大切なのは「使い分け」です。どこにどのような記事や情報を書くかが大切です。
暴力的に簡単に住み分けをすればこうなります。
ブログはロングセラー商品、SNSはタイムセール商品
ブログは何年も何年も情報を積み重ねていくことで圧倒的な情報量を積み重ねることができます。だからロングセラーの商品にフィットします。例えばうどん屋ならきつねうどんについて、深く語り尽くせばその記事がずっと活きます。SNSで書いても明日にはゴミになってしまいます。
ならば明日ゴミなってもいい情報をSNSに書いてはどうでしょう?例えばタイムセールなどです。不動産のように商品が毎度毎度変わるようなのもSNSに適しているかもしれません。
あとはいいねの数は一切考えず、SNSで投稿する際はコンバージョン数とその率に注目するべきです。仮にいいねが1000集まっても一つも売れくては意味はありません。いいねが10でも一つ商品が売れれば、そちらの方をチョイスしていくことが大切なのです。
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