ブライダル業界は終わった。少なくともそう認識したほうがいい。新時代のウェディングサービスのヒントは…

このコロナを経験して、ブライダル業界の方々がそれぞれどんな風に考えているか気になっているんですよね。

僕の考えとしては、まず結婚式を避ける方は増えると思います。やはり結婚生活に多大なリスクを犯してまで結婚式を挙げるというのは、サービスを提供している立場から考えても合理的な行動ではありません。もちろん合理的でないからすべきでない、ということではありませんが。

少なくとも以前から結婚式は「贅沢品」になっており、コロナでさらにそれが顕著になるのではないでしょうか。

うちの会社の場合はダブルパンチですよ。結婚式でも海外ウェディングですから。上記の理由プラス、飛行機は復活しても航空券は高くなるでしょうし、便も減る、この状況で事業を以前の状況に持っていけるとは思いません。あえて自ら潰しはしませんが、海外ウェディング事業は潰れたと思って行動しています。

映像制作もしかりです。結婚式が減れば当然映像制作も減りますので、こちらも売上は半減と見ています。こんな感じで、うちも例外なく、というか普通のブライダル屋さんよりも壊滅的打撃受けています。

現在、必死に他の事業に重心を移しているのですが、思うのは、これまでのブライダル業界はもう終わったと思ったほうがいいのかなと。もともと超古い体質の業界でしたし、以前の状態に戻せると考えるのは、あまりにも楽観的なシナリオです。

ブライダル業界が終わったというか、資本主義すら終わろうとしていますからね。続けるなら、これを期に全く新しい価値観の結婚式を創り上げないといけないのですが、これがまた難しいのです。業界人の生活を考えると、早く片足だけでも別業界に入れたほうがいいんじゃないかなと勝手ながら思ってしまいます。

と、こんな悲観的なことを書いていたのですが、革命的なコロナ時代のブライダルサービスを思い付いちゃいました。教えます。

家族や友人だけで結婚式ができる「ウェディングキット」的なものを作るのです。

これですよ。絶対に。これしかない。全国の業界関係者さん、ぜひこれに取り組んでください。

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