何事もうまくいかない人はだいたい掃除をしっかりしていない

商売でも人生全体でもそうなのですが、何事もうまくいかない人っていますよね。理由は様々だと思いますが、そんな人はかなりの確率で掃除をしっかりしていないことが多いです。

例えば飲食店などの店舗経営の場合、大雑把にきれいにはすると思うんです。一応は客を迎える場所ですからね。(大雑把にもきれいに出来ていなければもう終わりです)でも、トイレの便器がくすんでたり、棚にホコリが溜まっていたり、そういった細部まで掃除をしないんです。

細部まで掃除をしない人はいつしか、そこが汚いことに気が付かなくなるんですよね。空間の臭いにも鈍感になるから、喫煙可な飲食店をやってしまったりします。美味しい料理を出す空間である飲食店でタバコを吸わせるなんて愚の骨頂です。そして温度や湿度にも鈍感になり、顧客の快適さがどんどん失われます。

こうして経営者の感性が駄目になっていくので、何事もうまくいかないようになります。こういった経営者は経営が悪化したときにテクニックが足りないんだという脳になります。その結果セミナーとか通ったり… ビジネスってそんなテクニカルなことじゃないんですよね。単純に顧客に対して献身的な行動を続けるだけでだいたいうまくいくもんです。

あともう一つは何事もうまくいかなくなる理由として『信頼、信用を失う』という点です。例えば自社の応接室で大切な商談をしていたとします。どれだけ高い商談テクニックを勉強して御託を並べてもその応接室が汚かったら、相手はその会社を信用できないですよね。仮に大雑把にはきれいにしていても、レベルの高い方はその部屋がその商談に合わせて一時的に掃除をされたか、日頃からきれいにしているかすぐに見破るはずです。

「神は細部に宿る」なんて言われたりしますが、掃除を細部までしっかりすることで物事は好転すると僕は思っています。

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