すべて書きます。松井流集客術。永久保存版ですよ。

ビジネスの成功の鍵といえば、人間的魅力とか商品開発力とかいろいろとあると思いますし、非常に複雑的なバランスの上で成り立つので、これだけやれば!的なものはないと思います。でも少なくとも、人間的魅力とか商品開発力とか、それを発揮する前に終わってしまう経営者さんってきっと多いんですよね。

そこでビジネスの大前提であり、誰にとっても最大のテーマである『集客』について今回は永久保存版的に書いてみようと思います。

とはいえ、僕が集客が無茶苦茶得意で、すべてがすべてうまく行っているわけではありません。どちらかというと集客が苦手な方向けと言いますか、弱者の戦略的な目線になります。ではどうぞ。

「集客」の種類について

まず集客の種類について整理しなくてはいけません。一言で「集客」と言いましても、音楽フェスの集客と整体院の集客では全くリーチ方法が異なります。

多くの経営者さんが知りたいのは整体院的な「どーやってうちの店にお客さんに来てもらうか」ですので、そこの集客方法を考えます。逆に言えば音楽フェスの集客方法なんて分かりません。なんか人気のあるミュージシャンでもブッキングしとけばいいんじゃないの?くらいしか思い浮かびません…

まぁ新聞広告でも大量に入れれば、どちらも多少は集客が成功するかもしれませんが、お金かかりますよね。効率は非常に大事です。やはりお金を払って集客し、それに依存するというのはビジネスをどんどん弱体化させていきますので、少なくとも僕はそういう選択は取りません。

ちなみに広告費を支払って集客することを「集客力」とは呼びません。大切なのは自分自身に集客の力を持つこと。

お金のかからない方法となるとインターネット。そこまでは多くの人が辿り着くと思います。ではインターネットでどうやって潜在顧客にリーチするのか、です。

100や1000を見るのではなく1に集中する

インターネットを活用した集客と言えば「今はSNSだ!」と思う方も多いと思います。間違いではないと思います。実際インスタとかで集客している方もいるでしょう。

でも多くの人はどれだけ毎日頑張ってSNSで投稿しても集客に結びつかない結果に終わります。それがなぜか。これが重要なのです。

SNSにたくさん投稿するということは「たくさんの人に見て欲しい」という考えからでしょう。先述の新聞広告的なことを一人でやろうとしているのです。新聞の折込とかですと「1000枚配って1件問い合わせ来たらいいよな~」みたいな話を聞いたりします。よね?

1000枚で1件ならば、なぜ最初からその1件に愛を注ぎ込まないの?と思いませんか?その一人に丁寧に丁寧に語りかけるのです。たった一人なんですから友だちレベルの関係になってしまいましょう。そこで信頼関係を築ければ、あなたの商品やサービスを買ってくれる可能性は非常に高まりますよね。

集客において大切なことは、100や1000に小さなリーチをすることではなく、1に大きな愛を注ぐことなのです。そしてその1を2にして3にして、を繰り返すのです。

答えは簡単。ブログを書きましょう

聞こえてきます。「その1が見つからないから新聞広告を出すんだよ!」と。大丈夫です。ブログを書きましょう。インスタやFacebookではダメです。ブログを書くんです。

「ブログはオワコン」とか言っている人は、風潮に流されて思考停止している人です。なぜブログに意味がなくて、SNSに意味があるのか論理的に説明してみて下さい。きっとできないと思います。もう一度言います。ブログを書きましょう。

なぜブログか。新聞広告のようなリーチは全く興味のない人にまで届けてしまうわけです。しかも費用が高いので、情報は非常に小さく、少なくなります。その結果自社商品の魅力を伝えられず、興味が持ってもらえず、広告費用だけかかり集客は失敗します。

一方でブログは自分の裁量でどれだけでも丁寧に自分の商品やサービス、はたまた自分の人間性まで表現し伝えることができます。実際このブログをある程度読んで頂いている方は僕のパーソナリティがなんとなく見えてきていると思います。

そう!つまりこのブログを読んで頂いているあなたが「1」なのです。僕はあなたに丁寧に丁寧に語りかけているのです。特に売り物なんぞはありませんが(俺はなんのためにこの記事を書いている!?)

能動的なお客さんを獲得する

ではあなたはこのブログにどうやって辿り着きましたか?思い出してください。Googleで「集客方法」とかで検索して当ブログを見つけて頂いたんじゃないでしょうか。受動的にSNSで流れてくる情報に少し気になって見てみた、ではなく能動的に情報を求めてこのブログを見つけてくださったのだと思います。もちろんすべての人がそうではありませんが、こういう流れであなたが大切にすべき「1」に出会うのです。

同じ1件の問い合わせでも、SNSや新聞折込で受動的に受けた情報からの問い合わせと、能動的に自分で調べて「これだ!」と思い問い合わせたお客さん、どちらのほうがあなたのサービスや商品を喜んで買ってくれるでしょうか?きっと後者の能動的なお客さんなはずです。

集客において探すべき「1」は能動的なお客さんなのです。これでコンバージョン率(成約率)はグンと上がり無駄な時間とコストが省けます。無駄な時間とコストが省けるということは、より「1」に愛を注げます。愛を注げるということは顧客満足度が向上し、紹介率も増え、ビジネスのブランド力が強まります。

この好循環を目指しましょう。

SNSコンテンツは資産にならない

それでもまだSNSに力を注いでしまう人もいます。僕がどれだけ丁寧にこのことを説明してもSNSの「いいね中毒」と言いますか、いいねの気持ちよさに惹かれてブログに転換できないのです。

ですのでここでひとつ豆知識を。SNSの記事がGoogle検索結果に表示されているところって見たことありますか?たまにありますが、2022年現在ほとんど見ませんよね?つまり、SNSでどれだけ頑張って記事を書いても、あなたがもっとも届けたい1にはなかなか届けられません。

文字は資産になります。「資産」と聞くとお金しか浮かばない方もいると思いますが、お金に変換できるものも大切な資産です。例えば能力も資産。岡田斗司夫さん曰くYouTubeの動画も資産になります。それと同じように文字も資産になります。保管場所を間違えなければ、です。

お金をどれだけ稼いでも川にの中に保管しておけば、どんどん流されていってしまい資産は貯まりません。SNSは川なのです。そう文字はお金。いいね中毒になって、大切な文字資産を川に流していてはいけません。ブログという銀行、証券会社にきちんと入れましょう。

ブログは一度「1」を獲得できれば、その次の「2」「3」をきっと連れてきてくれます。なぜならGoogle検索で、あなたの商品やサービスとのマッチ度の高いお客さんが見つけ続けるからです。ブログは資産。SNSは非資産なのです。

コミュニティを作る重要性

最後に「1」に出会う方法はもちろんブログだけではありません。僕も知らない方法たくさんあると思いますので、自分の性格や環境にあった最良の方法を見つけられるとベストだと思います。

僕的にもう一つだけ「1」に出会う方法をご紹介すると、それは「コミュニティを作る」です。分かりやすく言えば、人と人を繋ぐ何かを持っておくということです。僕で言えば格闘技であったりBBQであったりラジオだったりします。

最近『何を買うか?ではなく誰から買うか?』みたいなビジネスキャッチフレーズ多いですよね。最近よく耳にしますが、そんなことは当然のことでずっとずっと僕が生まれる前からあった感覚だと思います。

当たり前のことすぎて、この件について詳しく書くつもりはありませんが、要は買ってもらえる人であろうね、ということです。もちろんカリスマ性があったり人望があったりすれば、コミュニティなどなくとも買ってもらいやすい人でいられるかもしれませんが、僕のような凡人はコミュニティを作ります。

コミュニティがあって、その中の人と普段からコミュニケーションを取っていたら、お願いごとや相談ごとってしやすいですよね。それが結果的に仕事に繋がっていくという流れです。

ただ、これってそれぞれの行動自体は全く利益を生み出しません。だから多くの人はそれを進んでやろうとしないんですよね。みんなお金を稼ごうとすると、売上に直接的な行動ばっかり頑張ってしまいます。営業、営業、また営業みたいな。遂には営業トークスキルなんて無駄なものを勉強したりします。

そんな小賢しいスキルよりも、僕は大好きな格闘技をしながら、BBQをしながら、ラジオをしながら選ばれやすい場所に常にいることを選びます。あ、でも実はそんなこと全く考えていないんですけどね。格闘技とかもただ好きだからやっているだけですし、仕事はできるだけしたくないですし、どちらかというと困っている人がいたらすぐに助けられる場所に立っているというスタンスです。

大切なのはとにかく愛

ともあれお金を稼ぎたい方はビジネスの細かいスキルを学ぶよりも、Google検索であれ、コミュニティであれ、あなたが大切に思い、あなたを大切に思ってくれるたった一人に出会い、大きな愛を注ぐことです。

愛とは見返りを求めないことです。愛を注いでも見返り(売上)はないかもしれません。それでも愛を注ぎ続けて下さい。最終的にはきっとそちらのほうが経済的にも豊かになり、なにより精神的に圧倒的な豊かさを手に入れられると思いますよ。

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