コロナ問題に思う。今頃恐怖を煽る自覚のない殺人者。

コロナ問題。本当にどうやって解決していくのか、全く先が見えなくなってきましたね。このインパクトは福島の震災よりも大きなものになるような気がします。

その中でどうしても黙っていられないことがあるんですよね。今日はそのことを書きたいと思います。

休校を求めた2月中旬

まず新型コロナウィルスは恐ろしいものであると言うのは間違いないことです。僕も感染するのは怖いですし、感染させるのも怖い。でもその恐怖は2月の時点から持っていました。

FacebookやTwitterを見てもらえれば分かる通り、僕は2/20時点で早く学校を閉鎖してほしいと投稿していました。もちろんまだ新型コロナウィルス に対しての情報が少なく、分からないことが多かったのですが、それでもリスクヘッジというか、学校に行っている場合ではないと思ったのです。

その後、国も自治体もまだまだ動きそうにないということで、僕は子供を学校に行かせることを自主的にやめました。学校からは「コロナのせいで休んでいるのは松井さんの家だけ」と言われました。その時点でも遅いと思っていましたが…

休校に反対だったマジョリティ

皆さんご存知の通り、しばらくして2月末に国が学校休校要請を発表しました。僕はその時に驚いたことがありました。それは「学校休校にしたら仕事できないじゃんかよ」という声の多さです。「そんなことして意味あんの?」という声も。

それは実際Facebookで身近な人の投稿でも多々見受けられたのです。発表が急だったこともありますが、その時点でそう考え、発言していたことを、この4月に思い返して欲しいものです。今そんなことを言ったら袋叩きに合います。

僕はその時にこうも思ったのです。社会の大きな意思としては新型コロナウィルスを許容して生きていくのだと。賛成ではありませんが、僕はそれはそれで選択肢としてはありだとは思いました。インフルエンザが毎年爆発的に流行していることを許容していることから、感染症を封じ込めるなんて可能性として高いとは思えなかったからです。

日本社会の雰囲気の急変

しかし3月中旬に差し掛かり、アジア圏で感染拡大が収まり始めたものの、欧米に感染が広がったニュースが伝わると社会の雰囲気が一気に変わったのです。休校に反対だった人たちが一気に態度を急変させ「コロナはヤバいぞ」と。煽りに煽り始めたのです。アジアのほうが地理的に近いんですけど…

ともあれこれぞまさにヒステリックというもので、そうなるとイベントやらお店やら感染に繋がりそうな動きを猛攻撃するのです。ちょっと前まで「正しく恐れよう」なんて言って、俺は冷静だアピールしていた人たちが、です。

2月中旬の段階で新型コロナウィルスに対して警戒していた僕としては本当に驚きでした。今さらかよ、という驚きと、休校に反対していた人たちは社会としてある程度の感染症を許容しようとしていたのではなく、ただのバカだったのです。

バカは感染を拡大させ社会を壊す

僕はあまりブログで人のことをバカと罵ったり、陥れたりしませんし、汚い言葉は好きではありません。ただ今回ばかりはバカと言ってやっていいと思っています。なぜなら休校に反対していた人たちはもちろん2月3月の時点で警戒心など持ち合わせていなかったので感染拡大を大いに大いに手助けしていたはずです。

今頃恐怖を煽る人たちは「~~で○人死んでいるだぞ!コロナは恐ろしいんだ!」と人命を引き合いに出したりしますが、2月の時点で煽っていなかったあなたが、事の重大性に気が付くまで一体何人に感染させたのでしょうか?今更恐怖を無駄に煽る前にそのことについてまずは猛省すべきなのです。

そして気付きが遅すぎたそのバカたちは、さらなる問題を生み出しました。急激で過度なヒステリックにより、必要以上に社会を壊すのです。イベントやお店の営業の妨害、マスクをしない人への攻撃、町中で咳をする人への攻撃、間違った情報への攻撃。こうなると経済は必要以上に過敏に自粛モードに入ります。それが今ですよね。そして当然冷静な議論は生まれない。最悪です。

コロナ封じ込めの勝負はすでに敗戦濃厚なのに

今からでも過剰なくらいに防衛したほうがいいのでは?という意見もあると思います。が、日本はオリンピックのことがあったせいか、2月の時点から感染者数を少なくしようというバイアスがかかっていたと思います。そして今でもそう簡単にコロナ検査はしてくれません。

海外で万単位の感染者数。日本は数千。おかしいですよね?2月の時点では中国からの旅行者はガンガン入国しており、さらに上記のように警戒心が全くない人が多数であった。そう考えると日本も数万単位、もしくはそれ以上の感染者がいると考えるのが適度な予想だと思います。

それはつまり新型コロナウィルスと人類の戦いの決着はすでについているということだと思えてなりません。はい、人類の負けです。もちろんスポーツでも一発逆転みたいなことはありますから、100%はありませんが、大方勝負は見えています。

だからこそ今さら、ヒステリックに「俺はコロナの恐ろしさに気付いたぞ!」と恐怖を煽るような声を上げることにもうプラスはないんですよね。ときすでに遅しなのです。その気付きの遅さによって感染を拡大させ、経済を必要以上に壊していることを自覚して欲しいのです。

それでもバカを許し、今後進むべき方向を考える

こうした経緯を踏まえ、今後に対しての僕の意見をまとめますと、大前提として新型コロナウィルスを今から封じ込められる可能性は非常に薄い。だから、どう付き合っていくかという話し合いに早く移るべきだと思っています。

感染をできるだけ縮小させられるようにマスク着用や手洗いうがいなどを国民全員で行っていき、その上でできるだけ経済活動を通常化していく、それしかないと思います。そのバランスは難しいのですが、国やWHOとかの世界的な機関にイニシアチブを取ってもらいましょう。

そして先述のバカに対し、僕と同じように怒りを感じている人も多いと思いますが、許してあげましょう。悔しいけど許すしかないのです。それでも命は大事ですから。。。

コメント

タイトルとURLをコピーしました