ビジネスにおいて行動が遅いことは致命的

行動が遅い人で成功した人に出会ったことはない

最近身近に脱サラ起業をした方が数名いて、いろいろとお手伝いをさせてもらっているのですが、その様子を見ていて感じることを書いておこうと思います。

もちろん良い部分もあれば悪い部分もあります。ビジネスは良い部分を伸ばしたほうが成功の確率は高まる、という考え方もありますが、それは大きく大きく伸ばすときのケースで、ミニマムでとりあえず起業して食っていこうというケースでは悪い部分を消していったほうが成功確率は高まると思っています。

その中でもビジネスにおいてもっとも致命的になってくると考えているのが「行動の遅さ」です。遅さはビジネスにおいてはもっとも致命的な部分で、僕の経験上、行動が遅い人でビジネス成功している人に出会ったことがありません。多くの人は「行動の質」を気にして遅くなるのですが、もっとも大事なのは早さです。これはキンコン西野さんはじめ多くの方が言っていますので、詳しくはそちらで。

成功者のスピード感から見るとあなたは止まって見えている

ちなみにここで言うスピード感は…

成功者は100m10秒で走っています。
あなたは100m15秒。遅い!

という話ではありません。それは全く問題じゃありません。少し遅くなりますが、確実に進んでいますからね。起業は一等賞になることが目的ではないので、進めばいいのです。そうじゃなくて…

成功者100m10秒。
あなた100m1週間。…えっと、動いてます!?

みたいな世界観です。これは成功者の世界観ではあなたは「時よ止まれ!」状態で動いているように見えないのです。そんな極端な、と思うかもしれませんが、これが起業のリアルです。

行動が遅い理由はそれぞれ違うと思いますが、脱サラ起業のケースではサラリーマン気質の「指示されないと何していいか分からない」という部分もあるのかもしれません。でももう一つ大きなところとしては「お客さんに喜んでもらうことの幸福感を想像できていない」というのもあるのかなと想像しています。

自分でビジネスやって、やっとの思いで仕事を頂けて、作業してお客さんに喜んでもらってお金をもらうって、きっとサラリーマンの方では想像できないくらいの幸福感なんです。僕も自分でビジネスやって20年くらいですが、いまだに新しい事業の初案件を獲得できたときの喜びは何にも代えがたいものがあります。

昼寝をしてからやるのか、やってから昼寝するのか

そんなこんなで「行動の遅さ」について書きましたが、だからといって根詰めて毎日毎日行動しなくてもいいのです。このブログを読んで頂いている方はご理解頂いているかと思いますが。むしろ昼寝してもいいし、毎月旅行に行ってもいいと思うのです。僕が実際そんな生活です。

でもやるべきことはやってから昼寝したり、旅行行ったりするべきなんですよね。例えばホームページ作ってから旅行すれば、旅行している間に多くの方に閲覧してもらって、問い合わせを獲得できるかもしれないじゃないですか。これが逆だと旅行の時間が旅行のためにしか使えていないですよね。

ということでとにかく行動は早く!

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