最近カフェやレストランのサイト制作をさせて頂く機会がありまして、一つつまずいた作業がありました。それは料理の写真をいかに美味しそうに撮影するか、です。
やっぱり、サイトを見てもらってヨダレが出ちゃうような写真をサイトに載せていないといけませんからね。しかしこれが意外と難しく試行錯誤しました。少しだけ技術ポイントまとめてみますね。
もっともクオリティに関わるのは「写真の明るさ」
第一ポイントはこれに尽きますね。例えばこの写真を御覧ください。
料理はきっと美味しいんですけど、圧倒的に光量が足りてないというか、写真のホワイトバランスがかなり低いです。これだとあまり美味しそうには見えませんね。
もう一つのポイントは接写
個人的なブログやSNSでならもちろん構わないのですが、多くの人はどうしても料理全体を撮影してしまう傾向にあると思います。こんな感じで。
僕もメニュー写真としては全体が写ったほうがいいのかなと悩みましたが、メニュー写真って内容のだいたいのイメージが湧けばいいので、結構接写で撮影したり、ぼかしたりしてもいいんだなという結論に至りました。
勝手に「お皿70%作戦」と命名したのですが、むしろお皿が写る部分は全体の70%くらいがちょうど良いケースが多いです。もちろん盛り付けにもよりますので、一概には言えませんけどね。
テーブルは白いほうが美味しく見える!
これも盲点だったのですが、料理の盛り付け、お皿だけじゃなく、それを乗せるテーブルも料理を引き立てる色があるようです。これもお皿の色や、メニューによりますが、大方の場合は白がベター。
お皿も白が多いでしょうし、そうなると特にテーブルは白の方が料理に視線が行きやすいです。
そんなことを踏まえて松井が撮影した写真はこれ
いかがでしょうか?これはスタンドライト立てたり、いろいろ装備を固めていますのでコンデジとかだと難しいかもしれません。でも一眼レフでも少し型落ちしたやつなら、安く買えルンですよ。僕はいつもそうやって買っています。
僕が使っているアイテムはこれ。「Canon EOS Kiss X4
」
一昔前は10万超えていましたが、今では¥44800で買えますね。
あとはPhotoShopに頼ろう!
ちなみに先程の写真、まだ光量は足りていないですし、「お皿70%作戦」も実行されていません。僕の場合、どの構図にするか後で加工編集するので、とりあえず撮影時は大体の構図で撮影しておくのです。
そしてモデルさんじゃないですが、料理を美味しく見せるためにはAdobe Photoshop
などの写真加工ソフトは書かせません。お金もったいないという方はこんなサイトを使うのがオススメ。
さぁ、それでは写真を明るくして「お皿70%作戦」 も実行しましょう。こんな感じ。
ビフォーアフターで比べてみてくださいね。あとステーキとかだと赤みをキレイに出すと美味しく見えます。次回その技術も書きましょうかね。
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